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小樽市の観光

小樽市観光の目玉は、何と言っても小樽運河周辺の町並みや倉庫群と小樽のガラス製品と言うことになりますが、どちらもニシン漁と関係したもので、ニシン漁が最盛期の時に作られた倉庫やニシン漁のときに使われたガラス製の浮き玉がルーツです。

小樽市の観光客は年間200万人以上ですが、大半が日帰り客が多く、道内外の小樽市の観光客の比率は、3:1の割合で、道内の観光客の方が多く、基本的に小樽市の観光はステイ型ではなく、日帰り型で、北海道の人にとって身近な観光地として人気が高い事が分かります。


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小樽市観光の目玉 小樽ガラス

小樽市は観光の目玉である小樽ガラスを産業の中心とすべく、冬に行われている「小樽雪あかりの路」のイベントにも小樽ガラスの展示販売を行っていますが、更に中小企業庁からの委託による「JAPANブランド育成支援事業」として、「OTARU−ガラス工芸品の世界ブランド化プロジェクト」を立ち上げました。

これは東南アジアなどから小樽市の観光に来られる人たちに小樽ガラスを紹介し、世界に通じるブランドとして小樽ガラス育成を目指し、小樽市全体でバックアップするものです。


実際小樽ガラスの製作は、小樽市に多数あるガラス工房が行っているもので、ほとんどが手作業で作られる温もりのある作品ばかりです。
有名なガラス工房では「北一硝子」や、ステンドグラスの製作の「小樽ガス燈」、またレトロな和風のガラス器を得意とした「大正硝子」や「創作硝子工房」など、個性的なガラス工房が揃っていて、かってのガラス球のイメージはなくて、北海道の小樽ならではの個性的なガラス製品が生み出されています。
小樽市のガラス工房でも「有限会社ケーズブローイング」の製品はまるで陶器のような色ガラスの製品を生み出していますが、工房の主である安井顕太(やすいけんた)氏は、日展にも入選し、日本現代工芸美術展の現代工芸賞や、全道展の北海道新聞社賞など受賞歴も多く、注目のガラス作家です。
こうしたガラス作家が多く輩出されることで、小樽ガラスも小樽市の観光土産と言ったレベルから大きく飛躍するものと考えられますが、そのためには販売チャンネルを拡大していくよりも、人材育成の体制を整えてレベルアップを図るのことが必要と言えます。
小樽市の観光は、倉敷市と似たようなところがあり、かつての商業やニシン漁でわいた往時の面影を保ちつつも、独自の新しい観光資源を模索している最中と言えますが、安易な箱モノ行政に陥る事無く、あくまで人材育成が小樽市発展のカギと申せましょう。



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