ドラマ制作会社とは
ドラマ制作会社は、テレビ局のドラマの制作を下請けする会社ですが、実質的にドラマの企画を立てて、TV局にその企画を提案する形がとられますが、TV局にとっては優秀なドラマ制作会社に依頼する事が、重要と言えるでしょう。
ドラマの製作会社の生い立ちを考えれば、初期の木下恵介プロダクション(現在のドリマックス・テレビジョン)などは、1964年に博報堂やTBSが後押しで作られましたが、その後はテレビ局のOBなどが設立したドラマ制作会社が大半で、独自企画を提案するようなテレビマンユニオンや石原プロなどは別格で、ほとんどは、TV局と言うより公告代理店などが企画作成のイニシャティブを取って、ドラマ製作会社に製作を依頼すると言った形でドラマが制作されるのが一般的です。
TVドラマの制作も、視聴率の実績が中心になりますから、当然のごとくスターや人気タレントが中心になり、最初にシナリオありきではなく、昔のハリウッドスタイルのスター中心の映画のようなドラマが中心で、ドラマ制作会社の存在は、TV局と公告代理店の担当プロデューサーのもとで、ドラマの制作だけを行う仕事が中心となり、分業化が進んでいると言えます。
そのせいかオリジナルのドラマ企画を提案するドラマ製作会社も少なくなって、かえってドラマ制作会社主体でドラマが作られている韓流ドラマが日本でもてはやされているようになっています。
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ドラマ制作会社の今後
最近のTVドラマでも他の番組でも、1クール3ヶ月(13週間)単位で視聴率の実績を分析して、続行か中止か決定されていきますが、視聴率重視でドラマを作る傾向の結果、スペシャルドラマと称する特別企画のドラマの場合、そのレベルの低さには驚かされます。
また視聴率の高いTVドラマを映画化すると言った手法も、TV局のお決まりの手法になって、いよいよ映画産業でも視聴率より観客動員数のみを追うような形になってきています。
それが一概に悪いとはいいませんが、あまりに数字だけに拘りすぎて、人材育成やドラマ制作会社の育成を怠っていると言わざるを得ません。
下請けがあってのTVドラマで、お決まりのパターンで製作しているドラマ制作会社ばかりでは、日本のTVドラマの将来も暗澹たるもので、後はアニメ任せと思っても、ジブリにしてもI・Gにしても高齢化が進み、韓国のアニメ製作会社が進出してきています。
こうしたTV局のコンテンツを見るにつけ、視聴率などの数字だけに重きをおき、ドラマの良し悪しを二の次にしたツケは大きいと思われます。
そんな中でも、キラリと光る優良なコンテンツを創り出す集団が産みだされることを諦めてはいけないと思います。